2007年12月19日

圧縮・解凍ソフト +Lhaca が使えない理由

+Lhaca という圧縮・解凍ソフトがあります。
いろんなサイトで「初心者にオススメ」とか書いてあるんですが、次のような大きな問題を抱えています。これは2007/6にSymantec社から発表された+Lhacaの脆弱性とは別で、今もある欠陥です。

1.設定が初期値のままでは、正常終了しても解凍処理が行われていない場合がある。

2.破損した圧縮ファイルを解凍しても、なんら問題ないかのように正常終了する。

1.については、以前「圧縮・解凍ソフト“+Lhaca 0.75”の困った仕様」にも書いていますが、このとんでもない仕様は、最新版の +Lhaca 0.76でも変わっていません。

2.については試してみました。
まず、Word文書ファイルをzip形式で圧縮。
できたzipファイルをバイナリーエディタで開き、データの一部を50バイトほど削除。
この一部欠落したzipファイルを、+Lhaca 0.76で解凍すると正常終了し、一見まともそうなdocファイルが解凍されます。これが問題なのです。
これはあきらかにまともなファイルではありませんので、これを使ったらどうなるかなんて、破損の状況次第ですからわかりません。
+Lhacaの致命的な欠陥です。

ちなみに、Windows XP標準のzip解凍機能で解凍しようとすると
20071219_zip_error2.png 
となります。また、私が長年使っている圧縮・解凍ソフトのExplzhでも
20071219_zip_error1.png 
となり、どちらも圧縮ファイルが壊れていることを警告してくれます。
これが常識的な仕様ですが、+Lhacaはノーチェック!

こういった基本的なチェックすら行っていないソフトは、怖くて使い物になりません。
Windowsの解凍機能が遥かに安心できます。
Windows XPでlzh形式の解凍機能を追加するには正規 Windows 推奨プログラムの特典からダウンロード・インストールできます。

1.の「解凍先に同名のファイルがあれば解凍しない」という仕様のために、客先からの問合せ対応で何度無駄な時間を使わされたことか、せめて初期設定を変更して欲しい旨作者へお願いしましたが、全く返答がありません。

+Lhacaを「プログラムの追加と削除」にてアンインストールしても、C:\Program FilesにはLhacaフォルダ、その中にはLhaca.exeとreadme.txtがそのまま残ります。アンインストールのテストもやっていないようです。


posted by CatBear at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | PC ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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